木炭価が高いブログ

めっちゃ木炭(`・ω・´)

基本情報技術者試験を受けてきた(`・ω・´)

基本情報技術者試験を受けるの巻

すでに就職している友人たちが基本情報を受けたという話を聞いていたので, せっかくなので自分も受けてみようかなあと思いました。 私は情報系の学部を出ているわけではなく,たまに趣味でプログラムを書く程度ですが, 自分の知識がどのくらい使えるのかなあと気になったという動機もありました(`・ω・´)

午前の部

午前の部の特徴としては,大きく計算問題と知識問題に分かれると思います。

計算問題は四則演算(とくに比)と極限についての知識があれば解けるといったところでしょうか。 4択マークシート問題の解き方として,式に適当な数字を代入してみて値の振る舞いをみるという方法があると思いますが, これが役に立つ場面も多々あったような印象でした。 というかそっちのほうが解法としては速いのではという気さえしてしまいます。邪道ですね。

知識問題は,はっきりいって知らないと解けないです。でもどうにかしないといけません。 私は前日に午前の部の過去問を一通り眺めて受験しました。すると本番では見たことのある問題が! 午前の部の問題は過去問からそのまんま出ることもあるんですね〜。これはびっくりでした。 過去問を知っているだけでけっこう点を稼げるのではないでしょうか。 何から勉強すればいいか困ったら過去問を見るのがおすすめかなあと思います。

ところで気になったのですが,知識問題で BNF 記法が出ました。有効な変数名はどんな英数字の組み合わせかという問題です。 最初見たときは「こんなん出んのかい〜ひえ〜」と思いましたが, ふたを開けてみればなんてことはない常識的な変数名に落ち着きました (ab12_3 のように最初の文字が英文字で,あとは適当で OK というような感じです)。 こういうところで意地悪しないんだなあと思ってしまいました(`・ω・´)

午後の部

午後の部は長文を読んで関連した問に答えていくものと,ごりごりアルゴリズムの問題に分かれると思います。

長文を読むタイプの問題は,意外なことに答えのヒントが文章中に散りばめられていました。 いや,当たり前といえば当たり前なんですが,知らない分野や単語だーと思っても解けるチャンスは 十分にあると思います。午前の問題と違って正確な知識を問われるということも少ないですし, 知らないことが足を引っ張るというのもあまりないかと思われます。

ごりごりアルゴリズム問題は解いていて疲れますね。やっぱりプログラムは自分の慣れたエディタで, 自分の慣れた言語で書きたいという気持ちがあります。見慣れないものを初見でどうにかするのは明らかに損なので,擬似コードの記法とか, 解こうと思っている言語の書き方とかをさらっておくといいのではないでしょうか。 ごりごりアルゴリズム問題は変数の値が時々刻々と変化していくのが厄介ですね。 私はアルゴリズムゴリラではないので 1 ステップごと書き下してあれやこれや解きました。

ところで気になったのですが,C 言語の問題で if 文に突っ込む条件式についての問題が出ました。

if ((A == 0) [ア] ((B < 0) [イ] (C > 0))) {
    ...
}

[ア][イ] に入る &&|| の組み合わせはどれか? のような問題でした。 かっこのつきかたと結合順序から考えて,この部分を見るだけで解けてしまいますね。 こういうところで意地悪しないんだなあと思ってしまいました(`・ω・´)

感想とか

最初は基本情報技術者試験対策本を買って勉強を始めるつもりでした。 ところがいや〜厚いのなんの。これは大変な試験を受けてしまったと思いました。 参考書の中には「ここも出る!」という項目にフィードフォワード制御と書かれていたのですが, こんなのが基本情報に出てたまるかとびっくり仰天しました。

合格するだけなら参考書をベースに勉強するのはおすすめできないです。情報量が多すぎます。 過去問をベースに勉強して,わからないところについて辞書を引くような感覚で勉強するのが良いのではないでしょうか。

とはいえ,情報分野の知識が網羅的に書かれている本として考えてみると結構貴重な本なのではと考えてしまいます。 情報系出身ではなく,趣味でプログラムを書くというのはどう頑張っても知識が偏ってしまいます。 CS 専攻の方々が羨ましいなあと思う瞬間です。そんな私にはうってつけなのではないのでしょうか。

試験自体は,はっきり言ってセンター試験ですね! 4択の問題を解いて,自己採点して「うあー」とか「うおー」とか言うのは久々の感覚でした。 わからない問題を睨みつけては選択肢から仲間外れを探して祈りながらマークする,なんだか高校生になった気分でした(`・ω・´)

© 2015 high-moctane